ネタバレたくさんありますよ!
注記ありのネタバレと注記なしのネタバレが混在してますご注意を
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☆いつも通りの感想
☆のフリした自分用覚書 ☆ネタバレというより松子の予想と妄想です まだ上巻だけなので、下巻読み終わってからどれだけ思い違いしてたかを確かめるテスト用。 リンカーン・ライムシリーズの第二段。ボーンコレクターもだけどこれも文庫版で読んでます。 全開は連続殺人で犯人が次に誰を狙うのかがわからなかったけれど、今回は殺し屋なので犯人の狙いは限定されている。第二段で既に探偵(このシリーズだと警察の立場)と犯人の立ち位置が変えられているのはやっぱりプロすごいって思います。 どんでん返しはありそうに思えるのですが今回も確信ないので下巻読み終わるまでは予想です。 たぶん当ってるだろうなと思えるのは捜査側がコフィンダンサーと仮定している行動中の殺し屋はコフィンダンサーの本物ではないだろうぐらい。ただボーンコレクターの時もそうなんだけど、この犯人予測は海外小説によくある本編前の人物紹介表見ただけで考えたので・・・当ってたとしてもあんま嬉しくない・・・ こういうことは本編読んで考えたいのに人物表見ないと人名覚えられないのが悲しい。 本命はターゲットの片割れの男だと思うんだけどどうかしら。前回のミスリードと似た感じの伏線臭がするのね。 あとはコフィンダンサーと思われてる男のターゲット自体も、警察側想定のターゲットではないのかなぁ。 これならどんでん返し2回入るかな予想でした。 そんなこんなでそろそろ物語り全体のひっくり返しよりも、個々のエピソードの繋ぎ方を注目して読んでいく姿勢を身に着けたい感じです。 昔から個人的には叙述トリックが大好きだし、世間的に好まれるエンタメ作品も小さなエピソードの濃密さよりもどんでん返しの潔さで最終的に評価されるものが多いんじゃないかと私は感じていますが、大きい範囲での仕掛けって読みなれると予想が付きやすいものねー PR
ボーンコレクターの感想
☆本文を抜き出したかのような直のネタバレはないけど読んでる途中の人にはわかるような書き方なので、後でまっさらで読みたい人は注意してね! 全体を通してのどんでん返しというか、真犯人あてについては見事にミスリードひっかかってしまいました。 しかしそのミスリードの人が割とばればれと思えたので、(下巻の最初くらいからぽろぽろ伏線落としてくれてたよね)「本当にこいつが犯人でいいの?もう一ひねりなくていいの??」と疑いながら読んでたので、真犯人が居たこと自体にはあまり驚けなかったです。 でもこの本の場合はハラハラすんのは犯人あてよりも、次の被害者は助かるのかどうかを被害者目線の描写からハラハラすんのと、すげーって思える科学捜査描写を楽しむのがメインで楽しいからいいやと思いました。 キャラ立ちもしっかり。何人も出る刑事や二人出る医者も役割や、登場する時間に差があるから判別しやすいです。医師二人の立場は全く反対であることを、物語に必要なところで前半の頭と後半の途中に挟んであるのも計算ですよねこれ。 シリーズもので最新刊も評判もいいみたいなので続刊も読むつもりです。 他 まだ未読だった梨木果歩の本が文庫になってたみたいなんで、明日ちくま柳田集といっしょにるんるん購入しようと思います~~vv 図書館ではポジオリ教授の事件簿(カリブ諸島の手がかりの続き)も借りれたし、今年の冬、読書運いい感じだぜっ・・・ 相変わらず近所の図書館百年の孤独帰ってこないけど、薔薇の名前上巻だけないけど 「ウン月までに就職決まらなかったらアニメーターなるお!!」
カリブ諸島への手がかりと戻り川心中読んだ
電車と学校の空き時間でだから別にレジュメさぼってはないよ?>言い訳だ どっちも最後のお話が確かに一度きりしか使えないよね系だったんで読んでよかったと思います 下がネタばれなのかわからない感想 カリブ~の方は5本くらいある連作短篇の内でまともにトリック駆使してるのが最初の一本くらいしかないし、最後の話に至っては精神世界とか超常現象のカテゴリだろ。たいてい犯人もばればれ。でもそれが売りではないと思うので問題はない。 主流になった本格ものでは事件を解決するカタルシスを得るために探偵役にはその世界におけるチートを配置するのに、この本探偵に感情移入しながら読むとハラハラしてしかたない、探偵が事件を解決しないから。 書き出してみるとものすごい小説だ…読んでると普通なのに 最近書かれたものではないことも面白いです。世間と作家ははあっちを選んだのね~って感じが 一番びっくりしたのはこのオチでまだ続編があることです どうするっていうんだ 戻り川は途中まで読んでたからすぐ読み終わった 一時期気軽に読める本で冊数稼ぎたくて短篇集ばっか読んでたのの残りだった 短編なら軽いと思ってたんだけど一つ一つ状況と人物が違いそれに馴染んだ頃には終わっちゃうのは、星新一くらいキャラクターが簡略化されてなく、あまつさえ人間関係のにゃんたらが売りって話は続け様に読むとえらい疲れるってこの本読んで中断した時に思ったことでした 続けて読んだ時起承転結の軽い連作短篇が一番楽だわと思ってます そいう訳で梨木果歩は村田エフェンディよりも家守の方が読み返しやすい 戻り川の表題作は悲しい恋のどうこうって展開のとこまではつまんねーと思いましたが犯人の目的オチ的には納得。こういう犯人のキャラはいい。 モチーフ的にも連想するけど私的に太宰治もこういう印象です てゆうかこれはエンターテイナー的には常識なのかなぁ 容疑者エックスのときも少し感じたが自分の思い付きが崇高な真実に通じているというか、誰もわからなくとも自分だけは理解している感、の男性版のノリは苦手だ これが女だったらスイーツと呼ばれるのか、違うような |