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☆前作「カリブ諸島の手がかり」も含めて作品についての大幅なネタバレあり


前の本の終わりで主人公の夢オチならぬ死にオチをやらかしていただいたポジオリ教授シリーズ。
日本語訳が出てるのはコレを含めて三冊だけなはず?
主役死んでるのにそうやって繋ぐんだよと思ってドキドキしてたら、その辺には全く触れずに始まって終わりました。相変わらずCOOOOOLですね。

相変わらず探偵の推理が事件解決自体にはほぼ関係ねえ!!みたいな風は同じだった気もするけど、前よりは探偵が事件に貢献していた気がする。今回の方が前作よりもオカルト臭は薄めでミステリっぽいからか。けれど相変わらずそこがミソではないのでいいのだ。
異なった文化にはその文化に基ずく思考と解決方法がある、って感じの作品は今回では「八十一番目の標石」で、その後に作者の言い訳がついていたのが面白かった。やっぱり前のは怒る人いたのかしらん。今日本で物の怪に妖怪っつーて人気の京極夏彦だって謎めいた事件を現代的に徹底的に納得できるように説明するところが面白いのに、不思議なことは解決できません!で終わらせたらモヤモヤしちゃうよね。だがそこがおもしr
後はジャラッキ伯爵の二編のオチが笑った。前回は見ているこっちがハラハラするようなポジオリ教授の推理でしたが、今回は探偵よりも常に一歩劣ってハラハラさせてくれるワトソン訳の「私」が登場してくれたおかげで相対的にポジオリ先生がとても頼もしく感じられました。対比って大切だな・・・
てゆうか二編目で「ポジオリ教授最大の失敗」って書いてあるけど、前回は死んだことを思い出すと・・・そうかな?と思えるんだぜ。探偵ならば自分の命より犯罪者に負けたコトの方が失敗なのか。

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