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『水辺にて』
梨木香歩のエッセイ、単行本を借りて読んだよ、そろそろ文庫で出ないかな~~
最初のエッセイ「春になったら~」では著者の海外体験を主に書いてましたが、この水辺にては題名の通り水辺にまつわるつれづれが著者の趣味であるカヤックを中心に書かれています。
時期的に沼地~の作品を書いてた時期と重なるのかな?小説に連なるような思考の流れがちらほら。
違う世界のモノ同士が結びつくのは危険が大きい、とか元いた世界に戻っていくのがなるほど正常な流れとか、そんなことが書いてあって、やっぱり「沼地~」の読みはそれでよかったのだ!!と少しはしゃぎましたが、今見返したらその記述見つかんないから、まあもしかしたら脳内変換です。次読むときに確認しよー
第一、作者と作品の交感地点を勝手に決め付けて歓ぶのはいまだもって浅ましい。結局それを作るのは自分の頭の中なのにな。
鬼の首取ったりと頭上に掲げ、よくよく死顔確認しようと回したら自分の顔でした、みたいな。
カヤックに乗る川、その地域の情報などが面白い。興味あるものに対して真面目に知識を求めている。度重なる引用に視界の広さを感じて憧れる。
マコは物語が大好きだから物語を読むんだけど、土台になる現実の情報を、もっともっと知りたいと思った。そろそろ読み広げてもいい頃なのかなぁ、実力のなさにへこんで、それで嫌気がさすのが怖いけどなぁ


『10ドルだって大金だ』
ジャックリッチー。解説でも、読んでるとすごく面白いけど読んだ後に何も残らないミステリ!と大絶賛。
以前にクライムマシンも単行本で読んでます。最近そちら文庫おちたらしいので今度購入したいです。
このハズレのなさ、この本が傑作編としても。生涯300本以上の短編を書いたというのが、すさまじい。
どれもこれもオチが意外なんだもんなー
日本人だもの短編まずは星新一読んでからとかは思いつつ、やっぱもっと邦訳して欲しいなぁ
個別感想書こうと思いましたが、でも殆どがオチがわかんなかった!そう来たか!とか、そんなんなので止めます。
ちょっとおいおいと思えるシチュエーションを冒頭で提示して、その流れに飽きられる前に次の転がりを置く、どれも短いのでマンネリの繰り返しに落ちる前に切り上げて終わる、感じかと。
個人的に一番意外性の無かった作が表題作でした。シリーズものはカーデュラの方が好きです。この本だと全然探偵してないけど、探偵モノのオチや展開にファンタジー設定がうまくはまった作品で、生ける屍の死みたいだ。こっちの方が好きかな。
とにかくたくさんの冒頭とたくさんのオチを作る、作れるのか、職人には。

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