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『クリスマス・プディングの冒険』

クリスティ短編集

マープル物かと思ってたらほとんどポアロでしたあーあ

まあいい。すらすら読めました、これはクリスティ文庫のを読んでるのですが、巻末のリストから見ると短編集としては後期の出版なのかなと思われます。読みやすい理由はそれか>個人的に好きな時期の作かもしれん。後はハヤカワミステリ版のやつより文字大きいとかか。

かわいい感じの表題作と他のもどれもよかった、っていうか相変わらず筆が安定していて凄まじい駄作というものがない。

半分くらいトリックが似てたのは残念だけれど、ファンになった者としてはそれを理由で読む価値無しとも言えないわな。舞台装置が全然違うところを読むつもりで。スペイン~と二十四羽の~と夢についてはドラマで見たことあり。ドラマのもよかったので、こういうのだと先に小説で読むべきか映像で見るべきか迷うなー贅沢な。

一応これでミスマープルの出てるのは長編短編どっちも読んだと思ったのですが、今思い出した、小学生ん時読んだ児童向けのミスマープル短編が最近網羅した中にはなかった気がして、覚え違いか他にもあるのか考え中。もしかしたら他の短編集にあるのかしら、一応その児童向け(小学生ん時同じ図書館で借りた)の方も見て確認するつもり。火曜クラブに入ってたら笑えるが…





『四人の申し分なき重罪人』

ブラウン神父シリーズのチェスタトン作

この本自体はブラウン神父シリーズではなくて、4つからなる連作短篇でした。

クリスティの易しい文章慣れてたので最初語彙だけでうばーーってなった。話始まればすらすら行くのだが。

図書館で書庫にも入ってなくキレイなカバーだったんで新訳なのかなー思ったんだけどもしかして初訳なのか。2001年発行、語り口も馴染みやすいのですが作品自体は1930年ってんだから世界恐慌とか二次大戦前のもんだゆうので少し違和感。なんとなーく最初に読む訳文は当時かそれに近い年代の訳者によるのを読みたいとは思いませんかな。

その時期に連動して進化論に対する抽象化とかも解説で触れられてましたがそこらへんはよくわからないのでスルー

本文感想

カバーから雰囲気おどろおどしいので不気味なの想像してたらそうでもなかったよ。基本偽悪家が悪いことに見せ掛けて良いことするよだし、必ずカップル成立するし。話が進むごとテーマデカいことなってったとは思いますが。悪いに見せ掛けてていう仕組みに気付かないで読んだと言う意味も含めて最初の話が一番好きです。(逆に読みずらかったのは宗教絡みの三話目。)

やはりその作家(あるいは作品)内での型の形成は重要問題なのねん

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