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『百年の孤独』
時々難しそうな本読んでたらカッコよくね?てだけの理由でですが、ずっと読みたかった。
読んだら、読むだけなら全然難しくなかった。超ファンタジーだった。
スラスラいけたよ。面白かったです。
作家の別の本のキャラも出てきたので、今更ですがこっちが本編、あっちは番外だったのではないかと気がつく。あっちもまた今度読も。
話の感想はウルスラとその子供たちが存命しまだ青春中な内はとても軽く読めて、大佐が「お父さんもうすぐ死ぬからかまってあげてね」手紙出すとこでは戦争始まってるのに笑いました。最初の一行から死ぬかと思ってたアウレリャノが、結局銃殺では死なないと気がつくとこでも。ただその主人公格で、最初は正義で立ち上がったかのような大佐が、感情移入のし難い冷酷な人物と描写されだしたりしたころから、老後の家族中にあってもの孤独な死までいくと完全に、軽ーくとは思えなくなった。結局その世代の人々が孫達よりも長生きして一生を書かれたこともあってか、ウルスラのひ孫世代以降の若い一族もたくさん出てくるんだけど、大佐の兄弟とその周辺の人たちの方が印象に残りました。
アウレリャノが真実愛に縁のない人間だったとしても、戦争にも行かなければ周囲も本人もまざまざと自覚することはなかったのじゃないか、とも思えるのですが、それが戦争ということなんですかね。


『ハンニバル』
百年の孤独読んだ勢いで調子乗ってなんか読むぞー思って読んだ。
読み終わって勢いそがれたようなそうでもないような。
これより先に出ているシリーズの内、レッドドラゴンは未読なので見当違いかもしれませんが、レクター博士の嗜好と過去の影響を受けた事件が広く明らかになって、思い描ける人物像が明確になったのは個人的に残念。羊たち~を読み終わった時の印象では彼はクラリスの味方に限りなく近い敵対者、いざという時には読者の安全領域にまで牙を剥くかも感がぞくぞくしてたのですが、この話だと完全にクラリスの味方だもんね。最後晩餐の描写終わるまでは、結局ヒロイン食べるんじゃないかと心配したけれど。他の人たちのがよっぽど悪どいように書いてて、博士はヒーローになってしまった。
なので、やっぱり変な人でしたな結末は割りと好きです。理由があいまいながら(なのでこれについては自分で考える課題になるのだが)心荒立つ文も一行ほどありましたが。クラリス個人が無視された結末とも言えるかもですが、もっと酷いまとめ方をされるヒロインはたくさんいると思うよ。
グロ描写は読んでてしんどくはないが、ずっと読んでてわくわくするものでもない。エロと異常性はチラ見せぐらいが一番萌えるみたい。自分の好みがまた少しわかった。

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